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2019年6月(水無月)の新作上生菓子が決まりました。

6月(水無月)の上生菓子。

 

①梅雨景色(つゆげしき)

若草切と白きんとんソボロで小倉餡を包みました。
錦玉をのせ、早苗に雨粒が輝き、傍らに撫子の花を添えました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅雨時期にぴったりな「早苗きんとん」を表現しました。
早苗とは文字通り、春も深まった頃に苗代に蒔いた種が芽を出し、初夏には若緑の瑞々しい葉を伸ばした頃の「稲の苗」のことです。
早苗に雨粒が輝き、傍らに撫子の花を添えて、梅雨の風景をきんとんソボロを使い仕上げました。

 

 

②雨あがり(あめあがり)

梅餡包みの白雪平餅に、黄色練切餡を巻き、つばめの焼印を押し、虹をのせて『雨上がりの風景』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
雨が最も多く降る梅雨の季節は気温も高くなり、不快感を感じることもありますね。
しかし、夕方に雨がやみ、空を見上げると太陽が顔を出し、虹がかかった風景には気分を晴れやかにしてくれます。
雨あがりの青空に、つばめが飛び回っている姿は、とても元気な気持ちになります。
雨あがりの風景を雪平餅を使い、黄色練切餡を巻いて、つばめの焼印と虹をのせて仕上げました。

 

 

③四葩の花(よひらのはな)

薄紅色と白練切のボカシで『紫陽花の花』を表しました。
中央に水色と紫色を添えました。
中餡は小豆皮むき餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅雨の季節に咲く代表的な花と言えば『紫陽花(あじさい)』ではないでしょうか。
雨がシトシトと降っている中で瑞々しく咲く花の姿は風情があり、心和ませてくれます。
また、四葩(よひら)とは紫陽花の花びらに似た蕚(がく)が4枚であることから呼ばれています。
紫陽花の蕚を薄紅色練切餡を使い表し、水色と紫色の蕚を添えました。

 

 

 

④てるてる坊主


水色練切餡で「てるてる坊主」を表しました。
『明日天気になぁ~れ!!』と願いを込めてお作りいたしました。
中餡は黄味餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
てるてる坊主は中国から伝わってきた風習です。
箒(ほうき)を持った女の子に似せて作った紙人形が雨雲を払ってくれると言われているそうです。
しかし、日本では、お坊さん(僧侶)が魔力が強く願いが叶いやすくなるからと『坊主』と言われるようになったそうです。
太陽が照ることを祈るという意味で、照る照る坊主という呼び名になったそうです。
てるてる坊主を練切餡を使い『明日天気になぁ~れ!!』と願いを込めてお作りいたしました。

 

⑤初蛍(はつほたる)

小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
水辺と葉を表し、飛び交い始めた『蛍』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
夜空を幻想的に舞う蛍の光は、夏の風物詩として古来より親しまれてきました。
しかし、現在では限られた場所でしか見られなくなりましたが、水の澄んだ綺麗な場所を増やして、蛍も増やしていきたいですね。
そんな願いを込めて薯蕷(じょうよ)饅頭を使い、葉と水辺を表し蛍が飛び交い始めた風景を表現しました。

 

 

和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。

お茶の席等に是非、お使い下さいませ。

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