採用情報

2019年2月(如月)の新作上生菓子が決まりました。

2月(如月)の上生菓子。

 

①東風(こち)

小倉餡包みの紅・黄・若草色の三色きんとんソボロです。
黄色氷餅を東風に見立て、風温む『早春の風景』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
東風とは、その名の通り「春から夏にかけて吹く東寄りの風」のことを言います。
氷を解き、春を告げる風として古来雅語として取り上げられました。
この風が吹くと寒さが緩むので喜ばしいですね。
春を告げる風。
そんな心を和ませてくれる東風を三色きんとんソボロを使い、氷餅を「風」に見立てて表現しました。

 

 

 

②梅園(うめその)

梅餡包みの白雪平餅に、紅・白色の二層の練切餡を巻いて、焼印と花を添えました。
咲き誇った『梅の花』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅の花は、1月に咲き始めて、関東地方では、2月~3月にかけて見頃を向かえます。
梅の花の香りはとても良い香りがして、私は花の中で香りの良さは一番好きです。
そして、梅の花は「春の到来」を知らせてくれる花ですね。
イメージとしては、越生の梅林の梅園が満開となった風景で、雪平餅を使い、紅と白の二層の練切餡を巻いて表現しました。

 

 

③桃の花(もものはな)

薄紅色と紅色練切餡のボカシで『桃の花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
桃の花は、おひな祭りにはお馴染みの花ですね。
ピンクの愛らしい花ですが、桃の花にも色々な種類・品種があります。
桃の木は観賞用の「花桃」と果実用があり、観賞用は見て楽しむために改良された品種なので、とても美しさが際立ちますね。
愛らしい桃の花を練切餡を使い、五弁の花を大きく咲かせてみました。

 

 

④野水仙(のすいせん)

黄色と白練切餡のボカシで、シベと葉をのせて、野の咲く『黄水仙の花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
水仙の花は冬に咲く花ですが、黄水仙は3月~4月頃にかけて咲く黄色い六花弁の花で、春の訪れを感じさせてくれますね。
そして、気持ちまで明るい気分にさせてくれる可憐な花ですね。
野に咲く黄水仙の花を練切餡を使い、シベと葉を添えて表現しました。

 

 

⑤春めく(はるめく)

白餡に半栗を付けて、栗かの子に仕上げました。
三色の帯に「わらび」の焼印を押し『芽吹き始めた春野』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
2月は立春を迎える月です。
まだまだ寒さが厳しい季節。
その中で段々と暖かさを感じ、春がすぐそこに来てるな!と気づかせてくれます。
動物達も動き始め、植物達も芽吹き始める『春の野』を表現したく、栗かの子を使い、三色の帯に「早わらび」の焼印を押して華やかに仕上げました。

 

和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。

お茶の席等に是非、お使い下さいませ。

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2019年1月(睦月)の上生菓子。

2019年

1月(睦月)の上生菓子。

 

①福寿草(ふくじゅそう)

小倉餡包みの朱色と若草色きんとんソボロです。
黄色ソボロで『福寿草』を表し、陽だまりの中で咲く風景を表しました。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
福寿草は、春一番!新年を祝う花として喜ばれ、別名『元日草』とも言います。
福を招く縁起の良い花として『福寿草』と呼ばれるようになったそうです。
足元に黄金色に咲く花は寒さが一番厳しい季節なのに、暖かさを運んでくれるような気持ちにさせてくれます。
きんとんソボロを使用して『陽だまりの中で咲く福寿草』を表現しました。

 

 

 

②冬景色(ふゆげしき)

梅餡包みの黄色雪平餅に、白と水色練切ぼかしを巻いて、雪の結晶の焼印を押し、金箔を添えて『雪の華』を咲かせました。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
雪は六角状に結晶するので『六花』とも言われています。
雪が降ると「シンシン」と音もなくと表現されますが、物音のしない真夜中に耳を澄ますと雪の降る音が聞こえるように思われ、神秘的な風景をも見せてくれます。
冬の静かな風景を雪平餅を使い、練切餡を巻き、焼印と金箔を添えて『雪の華』を咲かせてみました。

 

 

③山 椿(やまつばき)

紅色と白練切餡のボカシで、シベと葉を付けて『椿の花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
冬の季節に咲く花は数少なく、一年中で最も寒い時期に咲く花は古来より『花椿』ですね。
冬の風景は色彩が少なく暗い感じがしますが、その中で色のある『椿』を見ると気持ちまで明るくなります。
冬の風景に彩りを添える『椿の花』を紅色練切餡を使い表現しました。

 

 

④春告鳥(うぐいす)


若草色と白練切のぼかしで、うぐいすを型取り、梅の花を添えて『梅にうぐいす』を表しました。
中餡は黄味餡です。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
うぐいすは、早春の梅の咲き始める頃、人里近くで鳴きはじめ『ホーホケキョ・ホーホケキョ』と鳴く春の代表的な鳥です。
初音の季節が早春であることから別名『春告鳥』とも言います。
春を告げるうぐいすを練切餡を使い表し、梅の花を添えて『梅にうぐいす』を表現しました。

 

 

⑤雪だるま(ゆきだるま)

小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
目を入れて、ボタンを付けて、マフラーを巻いて『雪だるま』を表しました。


★和菓子職人:石井光一
▼コメント
降雪の少ない埼玉県にとって、雪が降りますと子供達はもちろん!大人もワクワクしますね。
雪が積もりまじめ、積雪の上で転がして大きくし、大小の二つの雪の固まりを大小積み重ね雪だるまを作ります。
雪だるま作りは、積雪の代表的な遊びで、冬の季語にも用いられます。
雪だるまを薯蕷(じょうよ)饅頭を使い、目・マフラー・ボタンの飾り付けをしてお作りしました。

 

和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。

お茶の席等に是非、お使い下さいませ。

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2019年・お正月限定の上生菓子が決まりました。

2019

お正月限定の上生菓子。

23

※松の内までのお正月限定販売の上生菓子です。

ご了承くださいませ。

 

 

①松の雪(まつのゆき)

若草色と白のきんとんソボロで小倉餡を包みました。
常緑の松葉と雪を表し、大納言豆をのせ、金箔を吹き付けて『松』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
お目出度い席には欠かせない『松・竹・梅』。
通称『三友』といい、その中でも松は寒い冬にも耐えて不老長寿のシンボルとされてきました。
お目出度いお正月にふさわしく『松』をきんとんソボロを使用して、若草色と白に分けて大納言豆をのせ、金箔を吹き付けて『雪の間から見える幻想的な松』を表現しました。

 

 

 

②福 笹(ふくささ)

柚子餡包みの黄色雪平餅に、若竹色と白のボカシの練切餡製の笹を巻いて『福笹』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
竹は古くから『万代』と言われがあり、強靭な成長力と常緑で力強い姿を見せてくれます。
お正月にふさわしく強靭な成長力の竹を黄色雪平餅を使用して、練切餡で笹を型取り、二枚巻いて『若竹から出る竹の葉』を表し『福笹』を表現しました。

 

 

 

③紅 梅(こうばい)

紅色練切餡で梅の花を形取り、紅梅の花をのせて『梅の花』を表しました。
中餡は、黄味餡です。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅は毎年、枝もたわわに実をつける木といい、子孫繁栄の木とされています。
寒い冬の中、どの花よりも真っ先に春の訪れを知らせてくれる花として親しまれてきました。
お正月にふさわしい梅の花を練切餡を使い、梅の花を型取り、紅色の紅梅をのせて『香り華やぐ梅の花』を表現しました。

 

 

④干支『己亥』(つちのとい)

小豆色練切餡で、平成三十一年度の干支『亥』を勇ましくもあり、可愛らしさもある『亥の顔』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
2019年の干支は『亥』です。
十二支には、それぞれに季節が割り当てられていますが、亥の季節は「冬」。
春の芽吹きまで、じっと固い種の中でエネルギーを内に込めてる。という亥年の持つ意味です。
外に向けての活動ではなく、内部の充実を心がけると良い年なのだそうです。
亥年の「亥」を練切餡を使い、勇ましくもあり、可愛らしさもある顔に仕上げました。

 

 

⑤宮中歌会始・お題『光』(ひかり)

小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
海からの初日の出(御来光)の風景です。
今年一年、良い年でありますように…との願いを込めて『希望の光』を表しました。


★和菓子職人:石井光一
▼コメント
2019年の宮中歌会始のお題は『光』です。
光という言葉を聞いて、色々と考えました。
新年でお目出度いということで「初日の出(御来光)」にしました。
薯蕷(じょうよ)饅頭を使い、海からの初日の出(御来光)をイメージして、2019年が皆様にとって良い年でありますようにと願いを込めて『希望の光』をお作りいたしました。

 

 

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12月(師走)の上生菓子が決まりました。

12月(師走)の上生菓子。

 

①水仙花(すいせんか)

黄色きんとんソボロで小倉餡を包み、花とシベを付けて、葉を添えて、陽だまりの中で咲く『水仙の花』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
水仙の花の開花時期は、お正月から4月下旬頃までと、多くの品種があるため長い間、私たちを楽しませてくれる花です。
厳しい寒さの中で咲く水仙。
清楚で芳香があり、日本人の心を癒してくれる花なのではないでしょうか。
きんとんソボロを使い、陽だまりの中で咲いている風景を表現しました。

 

②サンタクロース

白餡包みの雪平餅に、本紅色練切餡を巻いて、聖夜の使者「サンタクロース」を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
もうすぐ、クリスマスです。
クリスマスは一年の中でも大きなイベントのひとつになっていますね。
クリスマスの夜にはパーティーが開かれたりと楽しい夜となります。
子供たちが寝静まった頃に、遥か遠い北の国から、トナカイのソリに乗って聖夜の使者がやってきます。
子供たちが大好きな聖夜の使者、サンタクロースを雪平餅を使い、本紅色練切餡を巻いて表現しました。

 

③寒椿(かんつばき)

薄紅色と白練切のボカシで、シベと葉を付けて『椿の花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
寒椿の開花時期は、その名の通り、12月頃から2月上旬頃と一年の中で最も寒い時期に咲く花です。
山茶花とよく似た花ですが、八重咲きで可愛らしく咲く花です。
一年の中で最も寒い時期に咲く『寒椿の花』を練切餡を使い、シベと葉をつけて表現しました。

 

 

 

④トナカイ

橙色練切餡を使用して、トナカイの顔を可愛らしく表し、赤鼻のトナカイにしてみました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
クリスマスが近くなってくると、最も目にする動物は、サンタクロースのソリを引いて走っている「トナカイ」かもしれませんね。
外に出ると『赤鼻のトナカイ』のメロディーも良く聞こえてきます。
しかし、実際には赤鼻のトナカイは存在せず伝承文化と言われていますが・・・
それでは!子供たちの夢が壊れてしまいますので、今年の12月の上生菓子に練切餡を使い、可愛らしいトナカイを作ってみました。

 

 

⑤冬至かぼちゃ(とうじかぼちゃ)

朱紅色と黄色浮島と草色きんとん餡の流し合わせです。
かぼちゃの焼印を押し、12月の和のイベント「冬至」のかぼちゃを表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
冬至は、一年の中で昼が最も短く、夜が最も長い日で「かぼちゃ」を食べる風習があります。
現代的に解釈すると、多くの栄養素を含む「かぼちゃ」を食べて、風邪等への抵抗力を付けようとした先人達の知恵ですね。
12月の冬至のかぼちゃを浮島と、きんとん餡の三層の流し合わせで焼印を押して『冬至』を表現しました。

 

 

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11月(霜月)の新作上生菓子が決まりました。

11月(霜月)の上生菓子。

 

①焚火(たきび)

朱紅色、黄色、草色、小豆色の4色のきんとんソボロで小倉餡を包み、氷餅を煙に見立てて『焚き火』を表しました。

 

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
昔は寒い日に、社寺の境内や住宅の庭や畑などで、落葉や小枝を集めて焚き火をする光景をよく見かけましたね。
最近では環境問題や近隣住宅への配慮などあり、あまり見かけなくなりました。
焚き火は昔懐かしい団欒の場所で思い出深いので、4色のきんとんソボロを使い表現しました。

 

 

②熟柿(じゅくし)

柿餡包みの黄色雪平餅を、朱紅色練切餡で巻き、ヘタを付けて『柿』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
柿は本来、渋い果物で、現在の甘い柿は改良品種されて、渋みが少なくとても食べやすくなっています。
最高期を過ぎた柿の実が熟れたものを『熟柿』と言い、枝に付いたままの熟柿は、ことさら糖分が強いです。
日本の秋を代表するにふさわしい果実を雪平餅に朱紅練切餡を巻いて表現しました。

 

 

③山茶花(さざんか)

薄紅色と白練切餡のボカシで、シベと葉を付けて『山茶花』を表しました。
中餡は黄味餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
山茶花の花を見ると、童謡の『たきび』にある歌詞を思い出し、今年も冬が近づいて来たな~と思います。
冬の時期は花の開花も少ない季節になりますが、仲秋から初冬にかけて咲く『山茶花』を練切餡を使い表現しました。

 

 

 

 

④寒菊(かんぎく)

黄色と白練切餡のボカシで、シベと葉を付けて『菊花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
寒菊はアブラギクから園芸化したもので、栽培種の先祖と言われています。
秋の菊が盛りを過ぎた頃から、つぼみをあげはじめ初冬の頃より開花します。
茎や葉が雪や霜に強く寒時期に咲く潔さは、他の菊とは異なった趣がありますね。
寒菊を練切餡を使い、シベと葉を付けて表現しました。

 

 

⑤冬隣り(ふゆどなり)

小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
朱紅・黄・草色の色をつけ、楓の焼印を押して『晩秋から初冬にかけての深まりゆく紅葉』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
秋に色づいた紅葉が冷気や霜、時雨などにより鮮やかになります。
紅葉が冬まで続いていたり、枝先にわずかに残っていたり、また温暖な地域では冬なって紅葉することもあります。
これらを『冬紅葉』といいます。
冬が隣りに近づいて来たなという様子を薯蕷(じょうよ)饅頭を使い、晩秋から初冬にかけての深まりゆく紅葉を表現しました。

 

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10月(神無月)の新作上生菓子が決まりました。

10月(神無月)の上生菓子。

 

①紅葉山 (もみじやま)

朱・黄・草色きんとんソボロで小倉餡を包み、楓の葉をのせて、色づく『紅葉山』を表しました。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
秋にあると、昼夜の温度差が激しくなりますね。
それに伴い、落葉樹の葉は紅・朱・黄色と彩られ、その眺望は素晴らしく美しいです。
紅葉色に染まった秋の山に三色のきんとんソボロを使い、「楓の葉」を添えて表現しました。

 

 

 

②感謝祭 (かんしゃさい)

かぼちゃ餡包みの朱色雪平餅です。
帽子をかぶらせて、ハロウィンの仮装のお化けを表しました。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
ハロウィンの由来は、古代ケルト人の秋の収穫感謝祭に起源があると言われています。
秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りです。
最近では、どのお店もハロウィングッズなどを取り扱い華やかな気分になりますね。
雪平餅を使い、焼印と帽子をかぶらせてハロウィンの仮装のお化けを表現しました。

 

 

③乱菊 (らんぎく)

薄紅色と白練切餡のぼかしで、シベを付けて『菊花』を表しました。
中餡は、黄味餡です。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
菊の花は、近年では季節を問わず、一年中見ることのできる花となりました。
しかし、菊本来の旬である秋には「菊花展」が各地で盛大に開かれています。
菊は、数多くの品種があり香りもほのかに清々しいです。
秋に咲く菊花を練切餡を使い、シベをつけて表現しました。

 

 

④栗きんとん (くりきんとん)

栗きんとん餡を布巾でしぼり、焼き目を入れ、銀杏の葉をのせて『秋の盛り』を表しました。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
秋は色々な食材が出回りはじまり「食欲の秋」とも呼ばれていますね。
中でも、欠かせない食材なのが「栗」です。
木に実っていたイガ栗が食べごろになると茶色っぽくなり、木から実が落ちます。
落下した栗を拾う『栗拾い』
実りの秋。収穫の秋ですね。
昨年は「イガ栗」をお作りいたしましたが、今年は栗きんとん餡を使い、布巾しぼりで「栗きんとん」にし、銀杏の葉をのせて『秋の盛り』を表現しました。

 

⑤初雁 (はつかり)

黄色・朱紅色の浮島と半小豆きんとん餡の三層の流し合わせです。
雁の流し合わせです。
雁の焼印を押し、月あかりに舞う雁と秋の夜を表しました。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
雁か「がん」という読み方もするカモ目カモ科の水鳥の総称です。
かつては代表的な狩猟鳥で、文様や俳句・絵などにも多く記され、国語の教科書にも載った『大蔵じいさんとガン』という作品は、皆様にも馴染みがあるのではないでしょうか。
晩秋の頃、北方から渡って来て、暖かくなる春の3月頃に帰って行く、渡り鳥の雁。
渡り鳥の雁を浮島と半小豆きんとん餡を流し合わせで、「月あかりに舞う姿と秋の夜」を表現しました。

 

 

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9月(長月)の新作上生菓子が決まりました。

9月(長月)の上生菓子。

 

①秋めく(あきめく)

若草色・黄色合わせと、紫色のきんとんソボロで小倉餡を包みました。
色づきはじめた野山と、初秋の花々を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
九月に入っても、まだ暑い日が続くことが多いですが、朝夕は涼しくなり、秋の気配を肌で感じるようになります。
野山も緑から黄色に色づきはじめ、友禅菊や桔梗といった秋の紫色の花々も咲き始めます。
初秋の風景をきんとんソボロを使い、氷餅を秋風に見立てて表現しました。

 

 

 

②月うさぎ(つきうさぎ)

白餡包みの白雪平餅です。
うさぎの型取り、黄色練切餡にススキの焼印を押して『仲秋の名月』を表しました。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
秋の行事のひとつの「十五夜」は、新月と呼ばれる月が出ない時から満月になるまで、およそ15日程かかることから呼ばれています。
また、旧暦の8月15日の夜という意味もあるので「仲秋の名月」と考えられています。
今年は、9月24日が「十五夜」となり、十五夜の風景を雪平餅を使い『月うさぎ』と『満月』を表現しました。

 

 

 

③秋桜(こすもす)

薄紅色と白練切のボカシで、シベを付けて『秋桜の花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
夏の終わりから、秋にかけて咲く秋桜(こすもす)。
秋の桜と漢字で書くように、花びらが薄く「桜の花」にどことなく似ています。
色彩豊富なコスモス畑を見ていると風情があり、心和ませてくれます。
秋桜の花を練切餡を使い表現しました。

 

 

 

④花桔梗(はなききょう)

紫色と白練切餡のボカシで、シベをつけて『桔梗の花』を表しました。
中餡は、黄味餡です。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
夏から秋にかけて咲く桔梗の花は、日当たりの良い山野に自生します。
観賞用にも広く栽培され、直立する茎は約1メートルにもなり五裂する鐘状花をつけます。
昔から武士に好まれた花で、万葉集に出てくる「あさがお」は桔梗の花のことだと言われています。
由緒ある桔梗の花を練切餡を使い表現しました。

 

 

⑤初菊(はつぎく)

白餡に半栗をつけて、栗かの子に仕上げました。
若草色の練切をスジ状にのせ、菊花とシベをつけて可憐に咲く『初菊』を表しました。

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
9月9日は、重陽の節句という『菊花の節句』です。
3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句などに比べ、重陽の節句はあまり知られていないようですが。。
9月9日の重陽の節句にちなみ、咲き始めたばかりの「初菊」を栗かの子を使い表現しました。

 

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8月(葉月)の上生菓子が決まりました。

8月(葉月)の上生菓子。

 

①晩 夏(ばんか)

小倉餡包みの若草色と朱色きんとんソボロです。
錦玉とトンボをのせて、秋の気配を感じる『晩夏』の風景を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
八月は、一年中で最も暑い季節ですね。
しかし下旬ともなると、朝晩は少しずつ空気がひんやりと涼しくなり、秋の気配が感じられます。
少し寂しい気持ちになったり…
夏を惜しむ晩夏の風景を表したくて、若草色と朱紅色きんとんソボロを使い、『初茜=トンボ』を添えて表現しました。

 

 

 

②夏小菊(なつこぎく)

柚子餡包みの白雪平餅に、黄色と朱紅ぼかしの練切を巻いて、菊の焼印を押して『夏の小さな菊』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
菊の花と言えば、やはり秋を思わせる花ですが、6月から8月の暑い季節に開花する種類の菊を『夏菊』と言います。
暑さに負けず、涼しげに咲いている姿は心を癒してくれますね。
夏菊を雪平餅を使い、練切餡を巻いて焼印を押し、菊花をのせて可愛らしく表現しました。

 

 

 

③木 槿(むくげ)

濃淡の紅色と白練切のボカシで、シベを付けて『むくげの花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
むくげの花は、初夏から秋までの長期間に次から次へと涼やかで優しい大輪の花を一日中咲かせます。
芙蓉の花と見分けにくく、葉が花より葉が小さいのが『むくげ』です。
韓国の国花であり、朝鮮の語源は『朝に鮮やかに咲く”むくげ”の花』という説もあるそうです。
むくげの花を練切餡を使い表現しました。

 

 

④涼やか(すずやか)

水色と白練切餡のぼかしで、水輪を押し、錦玉と青楓をのせて『涼やかに流れる清流』を表しました。
中餡は、黄味餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
夏の暑い時期は、涼を求めて避暑地と呼ばれる高原などに出かけることが多くなると思います。
避暑地には、流れる川のせせらぎの音や緑豊かな涼やかな空気が流れていますね。
上生菓子で、清涼感のある風景を表現したく、練切餡を使い淡雪錦玉をのせて仕上げました。

 

 

⑤里桔梗(さとききょう)

小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
紫色をつけて、焼印を押し『桔梗の花』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
桔梗は、夏から秋にかけて咲く花で『秋の七草』のひとつでもあります。
戦国時代の明智光秀や土衡などの武士に特に好まれ家紋に取り入れられたり、江戸時代には江戸城に『桔梗門』『桔梗の間』などの名前に採用されていました。
由緒正しく、紫色の凛とした綺麗な桔梗の花を薯蕷(じょうよ)饅頭を使い、焼印を押して表現しました。

 

 

和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。

お茶の席等に是非、お使い下さいませ。

 

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7月(文月)の上生菓子が決まりました。

7月(文月)の上生菓子。

 

①願い星(ねがいぼし)

20180701

小倉餡包みの若草色と白きんとんソボロです。
練切の帯で天の川を表し、星をのせて『年に一度の再会』を表しました。

石井君

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
七夕は、年に一度、天の川両岸にある彦星と織姫とが橋を渡り相合という伝説の星を祭る行事です。
五節句のひとつにも教えらています。
星の伝説をきんとんソボロを使い、練切の帯で「天の川」を表し、両岸に「星」を置いて、再会の『願い星』を表現しました。

 

 

 

②七変化(しちへんげ)

20180702

柚子餡包みの白雪平餅です。
五色のソボロと錦玉をのせて、梅雨の終わりの『あじさいの花』を表しました。

石井君

★和菓子職人:石井光一
▼コメント

紫陽花の花は、土壌によって花の色が変わります。
酸性が多い土壌には「青い色の花」が咲き、アルカリ性が多い土壌には「赤い色の花」が咲くそうです。
また、青い色の紫陽花は、日が経つにつれて、赤紫のような褪せた色に変化します。
これは花の老化現象によるものです。
七変化のように色を自由に咲かせる、梅雨の終わりの紫陽花を雪平餅を使い表現しました。

 

③朝の花(あさのはな)

20180703

薄紅色の白練切のボカシで、蔦(つた)と葉をのせて『朝顔の花』が目覚める瞬間を表しました。
中餡は黄味餡です。

石井君

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
夜明けとともに咲き始める朝顔の花は、暑さにも負けずに涼しげに花を咲かせて朝から心が癒されます。
朝顔の蔦と葉も青々と茂り、涼しさを際立たせてくれていますね。
朝顔を練切餡を使い、今年は目覚める瞬間のつぼみを表現しました。

 

 

④向日葵(ひまわり)

20180704

黄色練切餡で「ひまわり」を型取り、青空に向かって咲く姿を現しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

石井君

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
ジメジメとしていた梅雨が明けて、夏本番の季節がやってきました。
夏の暑さで体力が落ち気味になりますが、夏の青空と太陽に向かって咲いている姿を見ると元気をもらえる気がします。
自分の好きな花の向日葵を練切餡を使い、大輪の花を咲かせてみました。

 

 

⑤石竹花(せきちくか)

20180705

白餡に短冊切りした羊羹、真挽粉、花をのせて、涼しげに咲く『石竹の花』を表しました。
石竹は中国原産の撫子の花で、葉が竹に似ているところから名づけられたそうです。

石井君

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
石竹は中国原産の撫子です。
別名は唐撫子(からなでしこ)とも呼ばれ、葉が竹の葉に似ていて、岩場で咲くのに由来しているので「石竹」という名前が付けられました(※諸説あり。)
涼しげに咲く『石竹の花』を緑と白羊羹製の短冊切りを白餡につけて新挽粉で「涼風」を表し『なでしこの花』をのせてみました。

 

 

201807img

 

和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。

お茶の席等に是非、お使い下さいませ。 

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6月(水無月)の上生菓子が決まりました。

6月(水無月)の上生菓子

 

①梅雨の晴れ間(つゆのはれま)

20180601

小倉餡包みの水色きんとんソボロです。
虹とツバメをのせて『雨上がりの風景』を表しました。

石井君

 

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
6月は梅雨の時期。
雨の日が多く、気分も曇りがちですが、雨が止み太陽が顔を出し青空が広がると空気中の水滴に反射して『虹』が現れます。
虹がかかった風景を眺めると、心が晴れやかになりますね。
雨上がりの景色をきんとんソボロを使い、ソボロを青空に見立てて虹がかかり、その中をツバメが元気に飛んでいる様子を表現しました。

 

②あじさい路(あじさいみち)

20180602

梅餡包みの白雪平餅に、練切の葉を巻き、水色と紫色の蕚(がく)をのせ、道端に瑞々しく咲く『紫陽花』を表しました。

石井君

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
あじさいは、梅雨時期に咲く花の代表的な花です。
雨の中で、瑞々しく咲く紫陽花の小道などを歩くと、きれいに咲き誇った姿に心和まされます。
道端に咲くあじさい路。
あじさいを雪平餅を使い、葉で雪平餅を巻いて、その上に紫陽花の花を添えました。

 

④河原撫子(かわらなでしこ)

20180603

薄紅色と白練切のボカシで『撫子』を型取り、中央にも抜き型の撫子を添えました。
中餡は、黄味餡です。

石井君

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
撫子は「秋の七草」のひとつですが、花は梅雨の時期から咲き始め「秋の花」というより「夏の花」とみるのが適当に感じます。
「撫でし子」と語意が通じる事から、たびたび子供や女性に例えられますね。
可愛らしく咲く撫子の花を練切餡を使い表現しました。

 

 

④鉄線花(てっせんか)

20180604

紫色と白練切餡のボカシで、シベをつけて『鉄線の花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

石井君

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
鉄線の花は、落葉蔓性植物で、葉腋から長い花柄を伸ばし5~8センチの紫または白の形の良い六弁花を咲かせます。
蔓(つる)が強く針金(鉄線)のようであることから名づけられたとも言われています。
鉄線の花を練切餡を使い、豪快に咲かせて表現しました。

 

 

⑤遊び鮎(あそびあゆ)

20180605

小豆皮むき餡包みの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
鮎の焼印を押し、イキイキと楽しそうに泳いでいる風景を表しました。

石井君

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
鮎は姿が良いうえに味もよく珍重される川魚ですね。
稚魚は、海に下り、春になって「岩鮎」となり川を遡上します。
6月1日から鮎漁の解禁日となり、川には生き生きと泳ぐ鮎が見られ、私たちを楽しませてくれますね。
清流を自由に泳ぐ若鮎を薯蕷(じょうよ)饅頭を使い焼印を押して表現しました。

 

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