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2019年2月(如月)の新作上生菓子が決まりました。

2月(如月)の上生菓子。

 

①東風(こち)

小倉餡包みの紅・黄・若草色の三色きんとんソボロです。
黄色氷餅を東風に見立て、風温む『早春の風景』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
東風とは、その名の通り「春から夏にかけて吹く東寄りの風」のことを言います。
氷を解き、春を告げる風として古来雅語として取り上げられました。
この風が吹くと寒さが緩むので喜ばしいですね。
春を告げる風。
そんな心を和ませてくれる東風を三色きんとんソボロを使い、氷餅を「風」に見立てて表現しました。

 

 

 

②梅園(うめその)

梅餡包みの白雪平餅に、紅・白色の二層の練切餡を巻いて、焼印と花を添えました。
咲き誇った『梅の花』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
梅の花は、1月に咲き始めて、関東地方では、2月~3月にかけて見頃を向かえます。
梅の花の香りはとても良い香りがして、私は花の中で香りの良さは一番好きです。
そして、梅の花は「春の到来」を知らせてくれる花ですね。
イメージとしては、越生の梅林の梅園が満開となった風景で、雪平餅を使い、紅と白の二層の練切餡を巻いて表現しました。

 

 

③桃の花(もものはな)

薄紅色と紅色練切餡のボカシで『桃の花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
桃の花は、おひな祭りにはお馴染みの花ですね。
ピンクの愛らしい花ですが、桃の花にも色々な種類・品種があります。
桃の木は観賞用の「花桃」と果実用があり、観賞用は見て楽しむために改良された品種なので、とても美しさが際立ちますね。
愛らしい桃の花を練切餡を使い、五弁の花を大きく咲かせてみました。

 

 

④野水仙(のすいせん)

黄色と白練切餡のボカシで、シベと葉をのせて、野の咲く『黄水仙の花』を表しました。
中餡は、小豆皮むき餡です。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
水仙の花は冬に咲く花ですが、黄水仙は3月~4月頃にかけて咲く黄色い六花弁の花で、春の訪れを感じさせてくれますね。
そして、気持ちまで明るい気分にさせてくれる可憐な花ですね。
野に咲く黄水仙の花を練切餡を使い、シベと葉を添えて表現しました。

 

 

⑤春めく(はるめく)

白餡に半栗を付けて、栗かの子に仕上げました。
三色の帯に「わらび」の焼印を押し『芽吹き始めた春野』を表しました。

★和菓子職人:石井光一
▼コメント
2月は立春を迎える月です。
まだまだ寒さが厳しい季節。
その中で段々と暖かさを感じ、春がすぐそこに来てるな!と気づかせてくれます。
動物達も動き始め、植物達も芽吹き始める『春の野』を表現したく、栗かの子を使い、三色の帯に「早わらび」の焼印を押して華やかに仕上げました。

 

和菓子職人が丹精込めておつくりいたしました上生菓子でございます。

お茶の席等に是非、お使い下さいませ。

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